私たちの思い
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オリーブオイル専門店「Fresco」の運営会社は「合同会社The ∞ Seek」です。
その「Seek」とは実は瀬底島のことです。
英訳すると「探し求める」とか「追い求める」の意味もありますが。瀬底島を地元の人は「シーク」と呼びます。
私の母親は瀬底島出身で、小さい頃によく遊びに行きました。海で素潜りして見た世界一のテーブルサンゴ群は今でも目に焼き付いています。今は無くなりましたが・・・豊かな自然の中でいろんな経験をしたので瀬底島にはとても思い入れがあります。その瀬底島でオリーブ農園をつくり生産の実験をするつもりです。
沖縄ではオリーブの実が付かないと言われているけど、オリーブは千とも二千ともいわれる程品種があるので、必ず沖縄の気候に合った品種を見つけ出し、「できる!」と信じています。必ず成功させ沖縄をオリーブとオイルの生産県にしてみんなを「しあわせ」にしたい。その思いを会社名の「The ∞ Seek」に込め、人々に無限に愛され続けるため中心に「∞」を配置しました。100年企業を目指し邁進します。
質問1:なぜ、オリーブオイルを取り扱おうと思ったのでしょうか?
オリーブオイルは油の中でも非常に体にいい作用をもたらすということで知られています。
沖縄県民は料理に油を使う頻度が他県に比べて高く、日常的に口にするものなので、オリーブオイルを普及し健康寿命を今以上に延ばしたいという思いがあります。 健康寿命をいかに延ばすか、ということが色々な意味で日本、特に沖縄の課題です。沖縄は一昔前全国トップクラスの長寿県でしたが、食生活や生活習慣が変わり年々下降しています。大好きな古里沖縄をまずオリーブオイル販売を通し「健康寿命100歳」実現に向け邁進したい思います。
質問2:他の販売店との違い、取り扱っている商品の違いはなんでしょうか?
ご存知の通りオリーブオイルは巷のスーパーでもネットショップでも沢山販売されています。その中にも良い商品があります。しかし、よく店舗で透明な容器に入れられた商品を見かけますが、オリーブオイルは蛍光灯の光でも少しづつ劣化しますし、更にPETボトル容器も徐々に空気が入り劣化します。いわゆる酸化するのです。 オリーブオイルの命は鮮度、新鮮さです。それを保つことが必要です。 そこで、私たちはまず新鮮な商品をお届けすることをやっていきたい。 「鮮度!」これは他のところに負けません。 オリーブオイルを購入する際消費者の困りごとは、何を基準に選べば良いの?質の良いオリーブオイルってどんなもの?エクストラバージンオリーブオイルってどういう意味?同じエクストラバージンオイルでも価格も容量も違う!何が違うの?・・・何を選べば良いのか分からない・・・ 何となく体に良さそうだから購入している人が多い中で、質の高い商品の価値を直接知らせ、お客様が理解した上で購入してもらいたいと考えています。 そのために「正確新鮮な情報を分かりやすく伝え、直接お客様にお届けする」ということを企業価値として進めていきたい。 キーワードは「正確」「分かりやすい」「直接」。 オリーブオイルの説明の前に油とはなんぞや?その中でオリーブオイルはどういうものか?質の高いオリーブオイルとは?体への影響は?などなど広く深く分かりやすく伝えていきたい。 私たちが取り扱う商品が、どこの国で、どういう人たちが、どういう造り方をして、どんな容器に入れ、日本~沖縄へどうやって運ばれて来るのか・・・詳細情報を伝え、その上で注文していただき直接商品をお届けする。 他の販売店ではできない事を地道にやっていきたい。その事が真のオリーブオイルまた弊社のファンづくりにつながると信じています。
質問3:御社で取り扱っているオリーブオイルの紹介をしてもらえますか?
取り扱う商品はSUPREMO(スプレモ)MORELLANA(モレジャーナ)Melgarejo(メルガレホ)の3つのカテゴリーに分かれています。 どちらも、スペイン産です。スペインは世界一のオリーブオイル大国で、IOC(国際オリーブ協会)の国際的な基準を採用しています。私たちが販売するスプレモ、モレジャーナ、メルガレホともIOC基準をクリア―しています。 残念なことに日本はIOCに加盟していないこともあり品質基準が世界レベルではありません。 日本のオリーブオイルは現在のところ日本農林規格(JAS)により定められ2種類に分類していますが、国際規格では細かく9種類に分類し品質基準を詳細に決めています。その基準に照らすと日本で販売されている7、8割は質の低いオリーブオイルと言われています。
私たちが販売する商品の中でも、一番のオススメはSUPREMO(スプレモ)シリーズです。スペインのアンダルシア州ハエン県で生産され、その地域にあるサンファン協同組合の生産者(畑)の中から毎年優れたオリーブを選別してSUPREMOが作られます。 一瞬オリーブオイルとは思えない女性が好むような色鮮やかでスリムな完全遮光瓶を採用しています。
品質・味・香りとも商品名のSUPREMO(最高級)にふさわしいオイルです。世界中のコンテストで50以上の賞を受賞しています。 大切な人への贈り物としてもイチオシです! このSUPREMO含め高品質オリーブオイルはオリーブの収穫から搾油までいかに短時間で製造するかがポイントです。
SUPREMOは陽が昇る前(気温が上がる前)に実を収穫し搾油するまでわずか1時間くらいで製造します。 (収穫後12時間以内に加工しなければ品質不良が懸念される) 工程は、収穫→選別洗浄→粉砕→練り込み→搾油→(品質検査)となります。その後、濾過し品質を落ち着かせるため約3ヶ月間空気に触れないステンレスタンクで貯蔵し、出荷前にボトリングします。 製造工程の中でオイルの品質を決めるのは「練り込みする際の温度と時間」です。通常27℃以下30分~45分以内で製造しますが、より質の高いオイルを作るためSUPREMOは24℃以下30分以内で行います。(コールドプレス製法) エクストラバージンオイルは、オリーブの果実を熱や溶剤など一切加えずシンプルにただ搾るだけ・・・果汁なのです!一般的にゴマ油やひまわり油はより多くの油を抽出するため種子(実ではなく)に熱を加え搾ります。 エクストラバージンはシンプルな工程で、余計なことをしないのが特徴です。
オリーブオイルを大きく分けると
①バージンオリーブオイル(この中で一番品質が高いのがエキストラバージンオリーブオイル、他3種類)、②精製オリーブオイル、③オリーブオイルの3つ。 (それぞれの特徴は他のところで紹介します) 品質は、酸度(酸化の度合い)と官能検査(味覚試験・ティスティング)によって決められます。国際基準で定められた酸度はエクストラバージンでは0.8%以下と定められていますが、私たちが販売するSUPREMOは0.1%台です。 残念ながら日本のJAS法では酸度が1.0%以下と国際的基準からすると緩くなっており質の低下が危惧されます。更に商品パッケージに酸度表示は義務になっておらず、消費者が購入する際高品質オイルを見分けることは困難なのです。 オリーブオイルはオリーブの樹から実を収穫した瞬間から劣化(酸化)していきます。劣化を防ぐことに細心の注意を払わなければなりません。製造管理は前で説明した通り短時間製造と温度管理を徹底し品質を保持します。
そして、製造後で大切なのは容器です。紫外線と空気を少しでも遮断することが求められます。その意味でPETや透明の容器はオリーブオイル容器には不向きです。その事から私たちの取り扱う商品の容器は遮光瓶です。 特にSUPREMOとMORELLANA(モレジャーナ)は瓶の表面をコーティングし完全に紫外線を遮断できる容器を採用しています。 更に容器の注ぎ口にも劣化防止の工夫があります。キャップを開けて上から覗くとビー玉のようなものが入っており、オリーブオイルが出る量を調整したり、容器を立てるとビー玉が注ぎ口を塞ぎ、空気が入りずらいよう工夫がされています。
「光に当てない」「空気に触れさせない」ことが品質を保つ条件なので、その事が容器でもしっかり実現出来ています。(温度管理も必要です) この様に商品は生産からボトルに詰めるまで丁寧に作られます。生産者や製造に携わる一人ひとりのこだわりと愛情が商品に込められているのです。 それでは大切に製造された商品はどの様に日本また沖縄まで運ばれて来るのでしょうか?そこでも「鮮度」「高品質」にこだわる輸送方法があります。 いわゆる、原産国から日本に輸送する際の時間や温度管理へのこだわりです。 一般的には商品価格を安くするために船を使いコンテナに詰め何ヶ月もかけて運びます。そのことで輸送コストが下がり安い価格で販売できます。 しかし、夏場のコンテナ内は50℃以上になり長時間その状態で保管されるということは品質劣化(酸化など)につながります。
私たちが取り扱う商品の中でMelgarejo(メルガレホ)は輸入量などで空輸か船か使い分けして輸入します。一方、SPUREMOとMORELLANAは全て飛行機で輸入します。スペインへ注文すると早ければ1週間から10日で日本(東京)に到着します。その後沖縄まで空輸されてきます。 スペインから東京・沖縄まで空輸されるということは、時間短縮、温度管理が しっかりなされ、品質が保たれた商品がお客様の手元にお届けされるということです。 オリーブオイルの成分は約8割がオレイン酸で動脈硬化による心筋梗塞や胃癌、糖尿病など生活習慣病を予防すると言われ、更にアンチエイジング・老化防止にも効果があると言われています。その成分の酸化が進むと逆に体に良くない成分に変化します。なので、酸化(劣化)を防ぐために紫外線や空気に出来る限り触れさせず、適温で保管することが大切です。その状態を可能な限り追及しているのが私たちが扱う商品なのです。 私たちはお客様の思いに応えることが使命です。そのためオリーブオイル販売の専門家として日本オリーブオイルソムリエ協会のセミナーを受講し、ジュニアソムリエの資格を取得しています。
今後も更に上の資格や他の知識を取得し続け、お客様から信頼され、商品はもちろん弊社のファンになってもらうことを目指します。
質問4:前職についてのお話を聞かせてください。
私は30年近く生活協同組合(生協)で働いていました。その間色々な職種を経験しま したが、その中で商品の企画、仕入、開発、販売からカタログ制作やシステム作りを長 く経験し一般的に言う流通マーケティングを多く学びました。 退職後その経験を生かし沖縄県民の健康と豊かな社会づくりに貢献するため起業し ました。 生協の理念は「相互扶助」「組合員の暮らしと健康を守る」です。その実現のため長く 生協に携わりましたが、生協は特定(組合員)の人を対象に事業・運動を展開してい ます。今回起業した一つの動機は特定の人ではなく、広く沖縄県民に対しSNS (FacebookやLINEなど)いわゆるインターネットを駆使した事業を展開するこ とで、より多くの県民の暮らし、健康づくりに寄与出来ると考えました。 二つ目は事業を発展させることで、雇用創出、社員の福利厚生向上、経済的豊かさ、貧困家庭の削減などを実現し、社員とその家族を幸せにしたい。それが実現できれば色々な意味で先進モデル企業となり、その事を他の企業へ伝染させ、沖縄が世界一働きやすく豊かな島になることを目指し起業しました。
質問5:なぜ、お客様の元に直接、商品を届けるサービスをするのでしょうか?
商売(事業)の原点は信用を得、信頼されることです。 そのためお客様の思いを知ることから始まります。直接お会いしお客様がどういう人なのか、何に困っているのか、どんな商品が必要なのか、思い(ニーズ)を知りそれにお応えしていくことが大切です。その積み重ねが信用を得、信頼につながります。結果、数ある中から一番に選ばれる存在(企業や人)になるのです。生協はそのことを一番の強みとしやり続けています。 私たちもそこから学び直接商品をお客様にお届けをする事にしました。 (一部地域は宅配業者配達もあります) 玄関先でお客様と交流する事で、沢山学び、お客様のことを知り、商品のみならず困りごとがあれば自分のこととして考えるような人が溢れる企業にしたい。逆にそれがないと組織として成り立たないと思います。 そのことを企業価値として大切にしていきたい。
質問6:お客様に商品を届けた時にどういうことをしてあげたいですか?
商品を丁寧にお届けするのは当たり前・・・オリーブオイルは品種や収穫時期により使い分けが必要です。それに合う使い方やマリアージュ(相性)を知らせることは必須です。そのことと同じくらい大切にしたいのは、その人が何故オリーブオイルを使っているのかその背景や、もしかしたら困りごとがあるのでは?それを教えてもらえる様な信頼関係を築き、その声や思いに応えていきたい。 私たちThe ∞ Seekはオリーブオイル販売だけが事業では無く、県民が必要とする様々なモノを知り、世界中から調達してその思いを提供する企業なのです。
質問7:お客様が御社の商品を使ってどうなって欲しいでしょうか?
幸せになってほしい。(幸福感を感じてほしい) 経営理念の中に「私たちは幸せを伝染することが使命です」と書いてあります。 まずはオリーブオイルで心も体も健康になり幸福感を味わってほしい。健康づくりはまず食から!まずは食を通じて健康づくりを進め、毎日元気に過ごし結果的に幸せになってほしい。 そして、社員もお客様の姿を見て共に幸せになって欲しい。
質問8:これから、The ∞ Seekとして、どんな展開をしていきたいでしょうか?
沖縄は地理的にHUB(物を運ぶ際の重要地域)になっています。それを活かし世界各国から県民が必要なモノ(食品や生活用品またサービス)を調達しお届けします。逆に沖縄産の世界に誇る様々なモノを世界に発信をしていきたい。しかし、それが目的ではありません。 「食」を中心に多くの事業を展開し「物・心・体」三面の健康づくりに貢献する中で目的は3つ・・・ 沖縄県民の ①健康寿命100歳 ②貧困家庭100%削減 ③社員のしあわせ度100% それを実現することが私たちの使命です。 そして沖縄県民に愛される企業になりたい。
「明日は今日の積み重ね」・・・座右の銘です。 企業の使命や目的を実現するためには毎日が勉強です。 私も社員も日々自分自身を磨き続ける人間でありたい。 いろいろな人に貢献できるような組織体にしたい。 未来予想図は描きましたが、まだ走り始めたばかりなので足りないことだらけです。 しかし、日々チャレンジする気持ちを持ち挑戦し続けたい。 私は起業するため55歳で早期退職しました。何でその歳から?と、周りから色々と言われました。 でも、歳なんか関係ないと思っています。情熱と行動力と少しの勇気があれば何でも出来ます。 この歳から「好きなコトを好きな人(達)と好きな時に好きなだけやる!」・・・幸せですね。 死ぬときに「楽しい人生だった」と子供達に誇れる人生にしたい。 いつか子供達と一緒に仕事がしたいと思っています。だからどんな事業をやろうか色々考えています(笑) 私の夢の1つに、いつの日か沖縄でオリーブとコーヒーを育て、沖縄産のオリーブオイル、コーヒー豆を世界中に届けたい。結果、沖縄の農業も経済も発展し豊かな沖縄にしたいという思いがあります。 コーヒーは既に生産されていますが、オリーブは気候的に沖縄では実が育たないと言われています。が、そう言われると余計チャレンジしたいですね!
必ず成功させ沖縄をオリーブとオイルの生産県にしてみんなを「しあわせ」にしたい。 夢は情熱で実現できる!
多くの人と共にこの沖縄を世界一健康で豊かな島にしたい・・・