Vol 1 1960年代~が危ない !!
沖縄が長寿県から短命県に激変した理由(わけ)
私は起業し最初の事業に「油」の販売を選びました。
何故か?
それは・・・沖縄を「油」で世界一健康で豊かな島にするため!
油は毎日の食事で口にする物。と言うことは「安全」でなければなりません。販売する者として責任もあります。そこで安全を担保(確認)する意味でも沢山の媒体から情報収集しました。
分かったことは・・・
「衝撃的でした」
「怖くなりました」
「その油危険💀」
知っていますか?
★人間の体は37兆個の細胞でつくられていることを・・・
★脳の60%は油でできていることを・・・
★細胞の膜は油でつくられることを・・・
★脳も心臓も血管も・・・
★その為良質な油を適量摂らなければ健康を保つことができません。
「油」が人間の体にこれ程まで影響を与えるとは。
どんな油をどの様に摂れば良いのか私なりにまとめ伝えることにしました。
「OIL・SHOCK!!」というテーマで情報を発信していきます。
今後の油選びと健康づくりの一助になれば幸いです。
Vol 1 1960年代~が危ない !!
沖縄が長寿県から短命県に激変した理由(わけ)
「長寿県 沖縄」ショック再び (>_<)
平均寿命 :女性3位⇒7位・男性30位⇒36位に後退
厚生労働省が発表した2015年の都道府県別平均寿命で、沖縄女性は前回調査から0.42歳延び87.44歳、沖縄男性は0.87歳延び80.27歳となった。男性は初めて80歳台に到達した。男女ともに平均寿命は延びたが、伸び幅が他県に比べて小さく、低下に歯止めがかからなかった。
沖縄は65歳未満の働き盛り世代の死亡率が男女ともに全国ワーストで、平均寿命の延びを抑制する要因となった。全国より多い飲酒量や脂分の多い食事、運動不足などに起因する生活習慣病の肝疾患や糖尿病、喫煙が要因の慢性閉塞(へいそく)性肺疾患などの死亡率は全国に比べて高水準にある。男性は大腸がん、女性は子宮がんによる死亡率が高い。(参照資料:2017年12月14日沖縄タイムス紙)
長寿県から短命県へ坂道を転がるように転落の一途を辿る沖縄県。
何故だ!?それは・・・
アメリカ駐留軍が変えた沖縄の美食文化
分析をした専門家は言う...
「米軍駐留をきっかけとした食文化の変化が沖縄が激変した原因」と。
50年前に沖縄で起こった劇的な変化はまさしく「食の欧米化」。沖縄の伝統食は「サツマイモ」「島野菜」「昆布など海藻」「マグロにカツオにグルクンなど魚」を中心に時々豚、鶏、牛肉、祝いの席では「ヒージャー」を食していました。味付けは鰹節と昆布、そのうま味が効いた塩分控えめの典型的「長寿食」が県民の健康を支えていました。(懐かしく思える)
しかーーーし、1960年代から「ハンバーガー」「ステーキ」「フライドチキン」「フライドポテト」に加え「コーラ」に「ルート🔴🔴」。。。高脂肪、高カロリー、高糖分の食文化が入り、肥満と生活習慣病が増加。私もドンピシャの年代なのでMcが沖縄に上陸する十数年前の幼少期、親父の運転するアメ車で屋宜原にある某ドライブインレストラン「A &🔴」によく行ったものです。今でこそ「ドライブスルー」という言葉は認知されていますが、沖縄では遥か昔からそんなもん当たり前のスタイルでしたね。50年程前に沖縄1号店としてスタートしたその店は、今でも沖縄県民老若男女に加え、観光客のインスタスポットとしても賑わっています。
(話しをもどして)その食の急変があった1960年代を成長期として過ごした世代が中高年に差し掛かったころから生活習慣病が表面化します。心筋梗塞や脳梗塞が増え、平均寿命の順位を急落させたこの年代の短命化につながったと考えられます。
【沖縄伝統の長寿食】素朴な味が良いんだよなあ。。。体を整えてくれる。
【欧米化した短命食】脳が忘れないこの味。。。美味いけど。
長寿県を支えたのはオジーオバーだった!
これまでの長寿県を支えてきたのは伝統食を好み(と言うかそれしか無かった)食べ続けてきた65歳以上のオジーオバー達でした。沖縄の高齢者(特に75歳以上)に太った人を余り見かけない気がします。粗食で歩くことを基本に畑仕事などで常に体を動かし、スリムで「健康的なカラダ」が自然につくられていたのです。
それが「高脂肪」「高カロリー」「高糖分」の、いわゆる食の欧米化にさらされた1960年代以降の県民に今襲い掛かる短命化の嵐。同じことが山梨県のある農村や日本のみならず南太平洋トンガ王国でも起きているとのこと。原因は沖縄と同じ健康的な伝統食から欧米食への変化。このことは今後日本全国に広がると専門家は警鐘を鳴らしています。
子どもたちが危ない‼
私も他人ごとではありません。(毎日何となく体が不調だし ( ゚Д゚))振り返ると小学生の頃からつい最近まで欧米食中心の食生活を送ってきました。1960年代の食の転換期に成長期を過ごした私と同年代の県民はそれが当たり前だったし、その子どもたちはファストフード店に加え「コンビニ」の普及により日本独自の食の欧米化にさらされています。
ハンバーガー、フライドポテト、パン、牛丼、唐揚げ、ポテトチップス、マヨネーズ、などの高脂肪食。コーラにジュース類の高糖分摂取。みんな「短命食」の虜になっています。
幼くして食べた味はこの先の人生で忘れることはありません。脳がずっと覚えているのです。常に美味しさを求め食べたくなるのです。その美味しい食べ物が体にプラスになれば良いのですが、逆の食品が多いから問題です。
今、生活習慣病やアレルギー性アトピーが激増、また直ぐにキレる子どもも増えています。その一因がこの食習慣にあると専門家は言います。
その油が危険!!油が人間の「細胞」を壊す
現在の平均寿命の延びを支えているのはオジーオバー(後期高齢者)ですが自然減となります。それに続く世代は成長期に高脂肪食による油まみれの洗礼を受けた団塊世代、さらにその子どもたち以降は生まれつき油に囲まれた食生活を送ってきました。
油(脂肪酸)は麻薬のような魔力があり、理屈で制御するのはなかなか難しいのです。もちろん脂肪酸は人間にとって必要な三大栄養素(脂質、糖質、タンパク質)の一つなので欠かせません。しかし、子どものころから高脂肪食を食べ始めると、大人になってもずっと取り続ける傾向が強いのでその事が様々な問題を起こします。
今沖縄が象徴するように日本は世界有数の長寿国から後退し始めています。問題はそれ以上に平均寿命と健康寿命の差がどんどん開いてきていること。人間誰しも健康のまま天寿を全うしたいと願うもの。しかし、多くの人が願い空しく病に倒れ亡くなっていく。
心筋梗塞・脳梗塞・ガン・糖尿病・認知症・うつ病・アトピー・花粉症・喘息・肥満等々・・・昭和初期にはあまり見られなかった病の数々。現代人に襲いかかる様々な病の原因が「油」に起因していると多くの専門家が警鐘を鳴らしています。
ではこの「油」の何が問題なのでしょうか?
問題はその「質」と「量」
質の悪い油を必要以上に摂ることで人間の細胞を変質させ、それが体の不調(病気)につながると言われています。
どんな油?それは・・・
次回へつづく・・・
参考文献
①沖縄タイムス
②林 裕之著:その病気、その疲労、「隠れ油」が原因です!
③内海 聡著:その油をかえなさい!